先生プロフィール

先生プロフィール

昭和23年6月30日に生まれ、
碇が関の父と母の処へ『幸せのお使い』として生みの母におんぶされて行ったそうです。

生みの母は、次の日「やっぱりあげられない」と涙しながら迎えにいったそうです。 その話を思い浮かべ私は幸せの使者として人生を歩みなさいとすでに決まっていたのだなぁ…と思いました。
その碇が関の父は村のために一生をささげた人です。
父の名は乳井栄。
碇ヶ関村長を6期勤めました。
父のようになりたい。 父に少しでも近づきたいと思う強い心が今の私を創り上げてくれたような気がします。
父の言葉でいつまでも心に留めている言葉があります。

『涙は人のために流せ
   自分のためには汗をながせ』

父から母に送った手紙の一部です。
『言いたい事を言いたい時に正直に言える人間に。
  また人の事を素直に何でも聞いてやれるような人間に育てたいと思う。
    そして私達もそんな人間になりたいと思う。』

父が亡くなってもう35年たつというのに、この言葉は、いつでも奥深いところに留まっています。
その父が6カ月の私に山羊の乳をしぼり、ビタミンを加え飲ませたそうです。
この話を元生徒のSさんに話したら、
『先生どこかヤギに似ていますね。(^u^)』
何だか私も鏡をみたらヤギに似ているなぁ…と思いました。(^u^)

『ドレスで卒業演奏だそうよ。』との声にひかれ入学し、明の星短大のピアノ科を卒業しました。
父と母が卒業式にきてくれた日が思い出されます。
愛されていたのですね。

碇が関幼稚園に3年間務め、結婚生活に入りました。
かたわら、子供が大好きな私は、村の子供たちにピアノを教えはじめました。
蔵の中に、グランドピアノのある20畳の広い素敵な音楽教室が誕生したのです。
夢をかなえてくれた父に感謝です。
ピアノを教えること20年。
このように私は、小さい頃から恵まれた環境にいました。
父に愛され、村の人達に愛され、幸せの翼の中にいました。
子供にも恵まれ、順調な人生を歩んでいると思いながらも、元旦那さまとは根っこの部分で何かが違うと悩み、葛藤が続いていました。
その頃、閉経とともに訪れたのは、自立神経失調症でした。
生きていくのが辛いと思うのです。

小さい頃から踊る事が好きな私は、ラテンダンスを習い、ストレッチ&ダンス教室も3年ほど経営いたしました。
生徒さんがある事情で亡くなった時、こわくてこわくて私も連れていかれそうと思ってしまうのですね。
あまりの辛さに、青荷温泉に湯治に行きました。
そこで、盛岡の帷子 留美子(かたびら るみこ)先生に出会い、その一週間後にレッスンを受けに行きました。
初めてヨガに出会えたのです。
オズボーンの歌う「さくらさくら」をかけながらの初めてのヨガに、涙が止まることなくこぼれたのを今でも思い出されます。
涙で浄化されたのですね。
つまっていた想いが溢れ出てきたのですね。
感動の涙でした。
その帷子先生が
『資格じゃないよ、あなたの情熱があれば教えられるよ』と言って下さった言葉と、お風呂の中で出会った帷子先生の背中の筋肉にほれ込んで、私はヨガの道に入りました。

だけど、
心の奥にはいつも『この偽りの生活でいいんだろうか』という想いが詰まっていました。
詰まっていた心がプツンときれ、人生二度目の脳内出血が訪れました。
右手に後遺症がきました。
ただただ八甲田の神に会いに行きました。
『生きる力をください』
『笑う力を下さい』
『教える力を下さい』
この3つを順番に一つずつ、心底から八甲田の神に唱えました。
3日間同じ言葉を唱えるのです。
そうすると不思議に生きる力が湧いてくるのです。
笑う力が湧いてくるのです。
教える力が湧いてくるのです。
この頃から、
八甲田での瞑想・召喚の旅が続きました。

週に3度ぐらいは八甲田に出かけていました。
八甲田の太陽、
八甲田の風、
八甲田の大地がいつも側にいました。
このころ
蔦沼で八甲田を教えてくれた人、設計師さんに出会うのです。
ストレッチヨーガハウスの看板を創っていただきました。
私を立ちあがらせてくれた人。
あこがれの人でした。
そのあこがれの人に出会いますが結婚できない人だと知り、あきらめました。
そして、
偽りの生活に終止符をうち、離婚しました。

間もなく、娘の雅代が、吉川めい先生に出会い、そのすぐ後に私も東京にかけつけました。
この世の人なのかなと思うほど美しいめい先生に驚きです。
東京でレッスンを受けている自分にも驚きです。
娘二人と私の3人でめい先生に出会えているのは、運命としか言いようがないと思いました。
驚きの世界に魅慮され、3年ほど、年に3度ぐらいですがアシュタンガヨガを勉強しました。
アシュタンガヨガの入口に入れたのも最高の幸せです。
めい先生にハグしていただいたのも最高の幸せでした。

何を伝えようとしたのか、人生3度目の大病、クモ膜下出血が訪れました。
2010年の11月に…
主治医の竹村先生に命を救われました。
手術大成功・後遺症まったくなし。
進歩した医学の素晴らしさを体験!!
不思議な世界にちょっと旅をしてきたという感じでした。

『あつ子先生は不死鳥のように蘇るんですね。』と言って下さったSさんに、
今、また、アドバイスを受け自伝を書いているこのご縁にも歓びを感じます。

『静けさに戻りなさい』という事なのでしょう。
今、私は、毎朝、田んぼに出かけ、呼吸の練習を楽しんでいます。
呼吸研究家になったのかしらと思うほどです。
田んぼから頂く閃きをも楽しんでいます。
ヨガは静けさを養うものだとわかりました。
63才にして、やっと『生きていく術』をわかりました。
父がなくなったのが61才。
その父の言葉に少し近づいてきたような歓びもあります。

青森の朝の街並みに、
朝の田んぼに、
愛する生徒さんに、
愛する子らに、
愛する孫らに感謝のみです。
私の命にも感謝です。
生きていればこそ会えるんですもの。
自分の生きてきた道を正直に素直に語ることで、
また、人の痛みを素直に何でも聞いてあげることで、
世の人々が元気にニコニコしてくれたらいいなぁ…と思います。
これからは、
幸せの使者として生きていきたいと思います。

アッコハウス 乳井厚子

レッスン内容紹介

  • プライベートレッスン

    プライベートヨガ

    個人のレベルに合わせたマンツーマンレッスン。周りを気にせず初めての方でも安心して習得できます。

  • 呼吸と開脚ペター講座

    グループヨガレッスン

    呼吸と開脚ペター講座は少人数制で1時間1,000円のお得なレッスン。笑顔が絶えないアットホームなヨガ教室です。

  • 出張レッスン

    出張ヨガレッスン

    ご都合の良いスタジオやご自宅まで講師がお伺いします。個人の方から企業様まで、レベルに合わせたレッスンが受けられます。